――いつになったら、幸せになれるのだろう。
夫婦にも親子にも恋人にも「裏」がある。女性4人が繰り広げる極限のサスペンス!
千夏子…ブログに虚偽の「幸せな育児生活」を書くことが止められない主婦。
結子…年下の夫とのセックスレスに悩む、アパレル店の店長。
春花…ストレスで過食に走り、恋人との結婚だけに救いを求める保育士。
柚季…優しい夫と娘に恵まれ、円満な家庭を築いているように見える主婦。
それぞれの思惑が意外な形でリンクする時、絶望と希望の天秤が激しく揺れる。
***
メフィスト賞受賞作らしくない作品でした。
「一作家一ジャンル」と言われるほど個性を必要とする賞なのに、
結婚・出産した女性作家がこぞって書くような「母と子、夫婦とは」という
さんざん使い古されたテーマの内容。
ミステリとしても弱く、文章も一見上手いようで時折稚拙さが覗き、
ほかの賞でも受賞が難しそうなのによくメフィスト獲ったな、という感じ。
まあただ、20代半ば~40代ぐらいの女性が読めば、
女のいやらしさ、あざとさ、計算高さ、そういうものがこれでもかと
書かれている本作に「あーこういう女いるわ」「女同士の付き合いってこんなだわ」
みたいな共感を覚えるのは確実かと。
かく言う私も先日職場のサバサバ上司(♀)と「女ほんとやだ女ほんと嫌い」と
盛り上がったばかりだったので、めちゃくちゃ共感しながら読んだ。
たぶん本作の著者と知り合ったら、ものすごく気が合うか大嫌いになるか
どちらかだと思う。それほどこの著者は女のいやな部分を知っているし、
ご本人もそういう部分を持っている人のような気がする。
ラストは綺麗にまとまり過ぎかな。
特に4人の主人公のひとり、千夏子があまりにもあっさり改心し過ぎ。
というか母性が欠落している彼女が今後また歪まずに子育て出来る気がしない。
そして蛇足ですが彼女のブログのタイトルダサ過ぎ。
柚季はいい人かつ魅力的な女性過ぎて、何だか現実味がなかった。
そして内容はもちろん、文体も気になる私としては、
著者が登場人物の台詞を1行ごとに改行するのにどうにも慣れなかった。
台詞をこんないちいち改行する人初めて見たよ。何でそうしようと思うんだろう。
そして台詞の語尾を伸ばすとき「-」ではなく「~~」なのも鬱陶しかった。
それなりに楽しめましたが、特に心に残るものはなく。
この著者の著作はもう読まないかな。
きつい書評になりますが、メフィスト賞受賞作好きとしては本作がメフィスト賞を
獲ったことが残念。
夫婦にも親子にも恋人にも「裏」がある。女性4人が繰り広げる極限のサスペンス!
千夏子…ブログに虚偽の「幸せな育児生活」を書くことが止められない主婦。
結子…年下の夫とのセックスレスに悩む、アパレル店の店長。
春花…ストレスで過食に走り、恋人との結婚だけに救いを求める保育士。
柚季…優しい夫と娘に恵まれ、円満な家庭を築いているように見える主婦。
それぞれの思惑が意外な形でリンクする時、絶望と希望の天秤が激しく揺れる。
***
メフィスト賞受賞作らしくない作品でした。
「一作家一ジャンル」と言われるほど個性を必要とする賞なのに、
結婚・出産した女性作家がこぞって書くような「母と子、夫婦とは」という
さんざん使い古されたテーマの内容。
ミステリとしても弱く、文章も一見上手いようで時折稚拙さが覗き、
ほかの賞でも受賞が難しそうなのによくメフィスト獲ったな、という感じ。
まあただ、20代半ば~40代ぐらいの女性が読めば、
女のいやらしさ、あざとさ、計算高さ、そういうものがこれでもかと
書かれている本作に「あーこういう女いるわ」「女同士の付き合いってこんなだわ」
みたいな共感を覚えるのは確実かと。
かく言う私も先日職場のサバサバ上司(♀)と「女ほんとやだ女ほんと嫌い」と
盛り上がったばかりだったので、めちゃくちゃ共感しながら読んだ。
たぶん本作の著者と知り合ったら、ものすごく気が合うか大嫌いになるか
どちらかだと思う。それほどこの著者は女のいやな部分を知っているし、
ご本人もそういう部分を持っている人のような気がする。
ラストは綺麗にまとまり過ぎかな。
特に4人の主人公のひとり、千夏子があまりにもあっさり改心し過ぎ。
というか母性が欠落している彼女が今後また歪まずに子育て出来る気がしない。
そして蛇足ですが彼女のブログのタイトルダサ過ぎ。
柚季はいい人かつ魅力的な女性過ぎて、何だか現実味がなかった。
そして内容はもちろん、文体も気になる私としては、
著者が登場人物の台詞を1行ごとに改行するのにどうにも慣れなかった。
台詞をこんないちいち改行する人初めて見たよ。何でそうしようと思うんだろう。
そして台詞の語尾を伸ばすとき「-」ではなく「~~」なのも鬱陶しかった。
それなりに楽しめましたが、特に心に残るものはなく。
この著者の著作はもう読まないかな。
きつい書評になりますが、メフィスト賞受賞作好きとしては本作がメフィスト賞を
獲ったことが残念。
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自己紹介:
80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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