願わくば、黄昏の向う側へ行けますように。
信州の名家、新羽家の先代、堂市が変死。
東京から葬儀に訪れた孫の医師、桂木優二は、
自殺と判断されたその死に、不審感を抱く。
葬儀の直後、遠縁の画家、滝見伸彦が転落死。
さらに新羽家当主の妻、佳織が失踪する。
生前の滝見が白昼夢のように見ていた「妖精」に、
連続する事件解決の鍵があると考えた桂木は、
米国ボストンに暮らす心理学者のトーマ・セラに、
調査への協力を依頼する。
トーマは「妖精」の真実に辿り着けるのか!?――。
***
正直評価は低いです。
不自然に都合よく進む推理、
何の驚きもない真相、
理解不能な人々の心理描写、
そしてところどころに不必要に挟まれる薀蓄。
巻末に参考文献が山と載っていますが、
それらを読みすぎてこんなまとまりのない物語になってしまったんじゃないのか、と
思わずにはいられない。
会話文より地の文が多くて読むのが面倒になることもたびたびあったし。
私の敬愛する島田荘司氏主宰の文学賞の受賞者だからと
期待して読み進めましたが本作から満足を得られることは出来なかった。
おすすめしません。
信州の名家、新羽家の先代、堂市が変死。
東京から葬儀に訪れた孫の医師、桂木優二は、
自殺と判断されたその死に、不審感を抱く。
葬儀の直後、遠縁の画家、滝見伸彦が転落死。
さらに新羽家当主の妻、佳織が失踪する。
生前の滝見が白昼夢のように見ていた「妖精」に、
連続する事件解決の鍵があると考えた桂木は、
米国ボストンに暮らす心理学者のトーマ・セラに、
調査への協力を依頼する。
トーマは「妖精」の真実に辿り着けるのか!?――。
***
正直評価は低いです。
不自然に都合よく進む推理、
何の驚きもない真相、
理解不能な人々の心理描写、
そしてところどころに不必要に挟まれる薀蓄。
巻末に参考文献が山と載っていますが、
それらを読みすぎてこんなまとまりのない物語になってしまったんじゃないのか、と
思わずにはいられない。
会話文より地の文が多くて読むのが面倒になることもたびたびあったし。
私の敬愛する島田荘司氏主宰の文学賞の受賞者だからと
期待して読み進めましたが本作から満足を得られることは出来なかった。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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