あんな女、本当は大嫌いだった。
4人の女たちに届いた『思い出の会』への招待状。
差出人は、5年前に殺したはずのあの女――。
範子はいつでも礼儀正しく、一つの間違いも犯さず、また決して罪を許さない。
なにより正義を愛していた。和樹は、痴漢から助けてもらった。由美子は、
働かない夫を説得してもらった。理穂は、無実の罪を証明してもらった。
麗香は、ピンチを救われチャンスを手にした。彼女たちは大いに感謝し、そして、
のちに範子を殺した。
しかし、死んだはずの範子から招待されたパーティで、四人が見たものとは――?
正義があれば、全て許されるのか――?
『暗黒女子』『聖母』の著者、最新にして最恐ミステリー。
***
オチ読めた。
三分の一ぐらい読んだところで、ああラストはこう来るだろうな、と。
ある事柄が故意に描かれていないのに気付いてからは
ラストに出てくるある重要人物の名前まで予測がついた。
けれどひとりひとりが「絶対正義」の持ち主、範子と絡むエピソードは
面白く一気に読めた。
正義感もここまで来るとサイコパスだよなあと思わせる描写力はすごい。
オチは前述のとおり読めてしまったので読み終えてもああやっぱりとしか
思いませんでしたが、ホラーなテイストでミステリを描くスタイルは
やっぱりこの著者の真骨頂なのだなと改めて思わされた。
まあおすすめです。
オチを読むなんて無粋な真似をせず素直に読めるミステリ初心者のひとには
特におすすめかな。
4人の女たちに届いた『思い出の会』への招待状。
差出人は、5年前に殺したはずのあの女――。
範子はいつでも礼儀正しく、一つの間違いも犯さず、また決して罪を許さない。
なにより正義を愛していた。和樹は、痴漢から助けてもらった。由美子は、
働かない夫を説得してもらった。理穂は、無実の罪を証明してもらった。
麗香は、ピンチを救われチャンスを手にした。彼女たちは大いに感謝し、そして、
のちに範子を殺した。
しかし、死んだはずの範子から招待されたパーティで、四人が見たものとは――?
正義があれば、全て許されるのか――?
『暗黒女子』『聖母』の著者、最新にして最恐ミステリー。
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オチ読めた。
三分の一ぐらい読んだところで、ああラストはこう来るだろうな、と。
ある事柄が故意に描かれていないのに気付いてからは
ラストに出てくるある重要人物の名前まで予測がついた。
けれどひとりひとりが「絶対正義」の持ち主、範子と絡むエピソードは
面白く一気に読めた。
正義感もここまで来るとサイコパスだよなあと思わせる描写力はすごい。
オチは前述のとおり読めてしまったので読み終えてもああやっぱりとしか
思いませんでしたが、ホラーなテイストでミステリを描くスタイルは
やっぱりこの著者の真骨頂なのだなと改めて思わされた。
まあおすすめです。
オチを読むなんて無粋な真似をせず素直に読めるミステリ初心者のひとには
特におすすめかな。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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