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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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誰もがどこかで。



ひきこもりの青年の「悪魔祓い」を依頼された男と、
一瞬にして300億円を損失した株誤発注事故の原因を調査する男。
そして、斉天大聖・孫悟空――。
物語は、彼らがつくる。伊坂幸太郎最新長編小説。

***

くどい。
ワンパターン。
つまらない。
そろそろかつては敬愛の対象だったこの作者を、私は見限ってしまうかもしれない。

スタンスでいうなら、最近の伊坂氏の著作は〝ワンピース〟を描いてる尾田栄一郎氏に
似てるんだよな。
自分では面白いと思って描いてるんだろうけど読み手にとっては面白くない。著者一人で
盛り上がってる。
面白いものとそうじゃないものの取捨選択をせず描きたいものをどんどん詰め込んじゃうから
まとまりがなくて読んでいて疲れる。
有名なものの引用が多くなったのも、せっかくの氏の想像力が活かされていなくて
読んでいて悲しい。
(個人的に尾田氏より読んでいてイタかったのは、一般常識をさも特別な知識かのように
披露する点が多々あったところ。プラシーボぐらい誰だって知ってるよ)

〝アヒルと鴨のコインロッカー〟〝チルドレン〟〝死神の精度〟のころの輝きよもう一度。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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