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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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復讐は成った。
後は?


 

“私の事を、父は「ガラスの人形」だと呼んでいた。脆い、脆い、透き通ったガラスの人形だと。
その通りかもしれない”
…森の館に幽閉された美少女と、大都会の空白に起こる連続殺人事件の関係は?
錯綜する人間の欲望と、息もつかせぬストーリー展開で、
日本ミステリ史上に燦然と輝く赤川次郎の処女長篇。

***

ミステリ好きならこれを読まなきゃもぐりだろ、と言われているほどの作品なので、
なにぶん期待しすぎたのかも。
これが1981年に書かれたものであるにも関わらずまったく古めかしさを感じさせないところは
すごいと思うけど、読後それほどの驚きはなかった。
だいたい麻薬売買絡みのミステリというのがもともと入り込めない性質だし。。。

それにしてもあの犯人、どうしてあんなにナイフ捌きがすごいんだ?
それだけが説明してほしかったところ。
まあ、村上春樹の〝1Q84〟でもそれらしき説明は確かなかった気はするけど。。。

もちろん決して駄作じゃないです。
幕の引き方は華麗で好き。

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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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