もう少しで届く。
老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。
同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。
文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。
「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」
敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。
逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。
絶望と希望を照らす作家・道尾秀介がおくる、心に染みる人間ドラマ!
***
文章はあまりうまくないけれど読者に伝えるべき言葉、読者に響く言葉を
選びとって紡ぐのがうまい作家さんだと思っていたのだけど、
今回はその表現力が失速。文章に魅力を感じられず物語に入り込めない自分がいた。
純文学テイストでそれなりの魅力はあるのだけど、それだけに本物の純文学と比べてしまい
見劣りを感じてしまったのかも知れない。
著者が言いたいことは読み取れたけれど、それが作中に十二分に表現しきれてしない感じがした。
みのむしのたとえもありがちだし。
あとは物語展開のベタさがなかったらな。。。
それなりにおすすめです。
老舗旅館の長男、中学校二年生の逸夫は、自分が“普通”で退屈なことを嘆いていた。
同級生の敦子は両親が離婚、級友からいじめを受け、誰より“普通”を欲していた。
文化祭をきっかけに、二人は言葉を交わすようになる。
「タイムカプセルの手紙、いっしょに取り替えない?」
敦子の頼みが、逸夫の世界を急に色付け始める。だが、少女には秘めた決意があった。
逸夫の家族が抱える、湖に沈んだ秘密とは。大切な人たちの中で、少年には何ができるのか。
絶望と希望を照らす作家・道尾秀介がおくる、心に染みる人間ドラマ!
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文章はあまりうまくないけれど読者に伝えるべき言葉、読者に響く言葉を
選びとって紡ぐのがうまい作家さんだと思っていたのだけど、
今回はその表現力が失速。文章に魅力を感じられず物語に入り込めない自分がいた。
純文学テイストでそれなりの魅力はあるのだけど、それだけに本物の純文学と比べてしまい
見劣りを感じてしまったのかも知れない。
著者が言いたいことは読み取れたけれど、それが作中に十二分に表現しきれてしない感じがした。
みのむしのたとえもありがちだし。
あとは物語展開のベタさがなかったらな。。。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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