いられると。
もどりたい。いちばん美しい季節の光あふれる世界へ。
幼なじみの美奈子と美耶。11歳の夏、美耶の「ある能力」が
ふたりの「特別」な関係に深い影を落とす…。
純粋な想いが奇跡をよぶ、「絆」の物語。
***
本作を学生のころに読んでいれば純粋に感動できたのだろうと思う。
大人になってしまった今読むと、ポエティックに過ぎる表現やストレートなメッセージを
こそばゆく感じてしまいどうしても物語世界に入っていけず、客観的に見てしまった。
結果そこまでの感動は得られず(文章力の確かな作家さんなので、
ところどころぞっとするほどの表現がありそれに身を委ねるのは気分がよかったけれど)。
最終章では〝すごいよ!! マサルさん〟の
「ふぁいと!」(プルプル)
「老いてる――!!」
を思い出して笑うところじゃ全然ないのに笑ってしまった私を許してくださいルカさん。。。
高校生のときとかに読みたかったな。
まだ友情が不変のものとして自分の中に根付いていたころに戻って。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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