この矛盾に満ちた、不公平で満たされた世界を。
稀代の作家たちが催す恐怖と幻想の饗宴!
すべてのミステリーファンに贈る、三年に一度刊行される大好評アンソロジーの第三弾。
三カ月連続刊行の掉尾を飾るに相応しい当代きっての作家たちが集結。
ミステリーとホラー、ジャンルの間を自由自在に越境する才能が、
謎の奥に潜む狂気と恐怖を抉り出す。
ミステリーファン必携の豪華な一冊!
★収録作品★
隣の四畳半/赤川次郎
ゲバルトX/飴村行
ちゃーちゃん/乾ルカ
おねえちゃん/歌野昌午
三つ、惚れられ/北村薫
猫と死の街/倉知淳
雪を待つ朝/柴田よしき
十円参り/辻村深月
引き立て役倶楽部の陰謀/法月綸太郎
吉原首代売女御免帳/平山夢明
冬の鬼/道尾秀介
ろくろ首/柳広司
身内に不幸がありまして/米澤穂信
***
◆隣の四畳半◆
サラリーマンの悲哀がよく書かれている。
こういうことって本当にあるんだろうな。
うちの父親もこんなことになったらどうフォローしようかと考えてしまった(笑。。。)。
◆ゲバルトX◆
タイトルからしてアレなのでどうなんだろうと思いながら読んだら案の定。。。
いや、楽しませてもらいましたが。
結局因果応報ってことか。
〝ゲバルトX〟っていうのが何なのか作中で説明がほしかった(たぶんヤツらの名前
なんだろうけど。。。)
交接シーンが何かアバターっぽい。
◆ちゃーちゃん◆
以前雑誌で読んでいたんですがやっぱり面白い。
シンプルな中に衝撃があっていい。
乾ルカさんはホラーを書かせたら天下一品だよなと思う。
◆おねえちゃん◆
よくあるネタだけど、物語のつくりがうまいので既視感を感じさせない。
理奈の狂ったキャラがよかった。
ほとんど二人の人間の会話なのでさくさく読める。
◆三つ、惚れられ◆
うーん。。。面白くない。
女の汚さみたいなのはよく書けていると思うけど。
ていうかこれってミステリ? ホラー?
どちらでもないと思うんだけど(強いて言えばほんのちょーっとだけホラーかなあ?)。
◆猫と死の街◆
好きな作家なのにいまいち入り込めず。
登場人物が軒並みウザいのがその一因か。
犯人の〝動機〟も一見新しいようでいてよくよく考えるとそうでもない。
凡作。
◆雪を待つ朝◆
淡々と進んでいくポエティックな話。
だからこそ最後の一行が映える。
ミステリというよりはホラー。
◆十円参り◆
ショートショート的面白さ。
オチは途中で読めてしまうけどそれでも面白かった。
私もやってみようかな十円参り。。。
◆引き立て役倶楽部の陰謀◆
翻訳ものに明るくないので読んでいて苦痛だった。
同じく海外ミステリを読みつけない人は、せめてアガサ・クリスティの生涯だけでも
Wikiあたりで調べておくことをおすすめします。
◆吉原首代売女御免帳◆
舞台を現代から江戸時代に変えただけで物語がここまで面白くなることに感心。
よく新人賞で(内容が面白くなくても)時代ものっぽいのが受賞することが多々あるけれど、
そのほうがいい味出るからなのかもなー。
◆冬の鬼◆
日記を逆さまに読むなんてややこしい手法で
よくもまあここまで魅せられる作品が出来たなと感心。
やっぱり道尾作品はいい。
◆ろくろ首◆
ミステリにしたいのかホラーにしたいのかわからず。
あまり楽しめなかった。
◆身内に不幸がありまして◆
そこまでするかー?!ってオチが恐ろしくも興味深い作品。
これも以前一度読んだことがあるのですが何回読んでも面白い。
ゾクゾクっとくるミステリ。
稀代の作家たちが催す恐怖と幻想の饗宴!
すべてのミステリーファンに贈る、三年に一度刊行される大好評アンソロジーの第三弾。
三カ月連続刊行の掉尾を飾るに相応しい当代きっての作家たちが集結。
ミステリーとホラー、ジャンルの間を自由自在に越境する才能が、
謎の奥に潜む狂気と恐怖を抉り出す。
ミステリーファン必携の豪華な一冊!
★収録作品★
隣の四畳半/赤川次郎
ゲバルトX/飴村行
ちゃーちゃん/乾ルカ
おねえちゃん/歌野昌午
三つ、惚れられ/北村薫
猫と死の街/倉知淳
雪を待つ朝/柴田よしき
十円参り/辻村深月
引き立て役倶楽部の陰謀/法月綸太郎
吉原首代売女御免帳/平山夢明
冬の鬼/道尾秀介
ろくろ首/柳広司
身内に不幸がありまして/米澤穂信
***
◆隣の四畳半◆
サラリーマンの悲哀がよく書かれている。
こういうことって本当にあるんだろうな。
うちの父親もこんなことになったらどうフォローしようかと考えてしまった(笑。。。)。
◆ゲバルトX◆
タイトルからしてアレなのでどうなんだろうと思いながら読んだら案の定。。。
いや、楽しませてもらいましたが。
結局因果応報ってことか。
〝ゲバルトX〟っていうのが何なのか作中で説明がほしかった(たぶんヤツらの名前
なんだろうけど。。。)
交接シーンが何かアバターっぽい。
◆ちゃーちゃん◆
以前雑誌で読んでいたんですがやっぱり面白い。
シンプルな中に衝撃があっていい。
乾ルカさんはホラーを書かせたら天下一品だよなと思う。
◆おねえちゃん◆
よくあるネタだけど、物語のつくりがうまいので既視感を感じさせない。
理奈の狂ったキャラがよかった。
ほとんど二人の人間の会話なのでさくさく読める。
◆三つ、惚れられ◆
うーん。。。面白くない。
女の汚さみたいなのはよく書けていると思うけど。
ていうかこれってミステリ? ホラー?
どちらでもないと思うんだけど(強いて言えばほんのちょーっとだけホラーかなあ?)。
◆猫と死の街◆
好きな作家なのにいまいち入り込めず。
登場人物が軒並みウザいのがその一因か。
犯人の〝動機〟も一見新しいようでいてよくよく考えるとそうでもない。
凡作。
◆雪を待つ朝◆
淡々と進んでいくポエティックな話。
だからこそ最後の一行が映える。
ミステリというよりはホラー。
◆十円参り◆
ショートショート的面白さ。
オチは途中で読めてしまうけどそれでも面白かった。
私もやってみようかな十円参り。。。
◆引き立て役倶楽部の陰謀◆
翻訳ものに明るくないので読んでいて苦痛だった。
同じく海外ミステリを読みつけない人は、せめてアガサ・クリスティの生涯だけでも
Wikiあたりで調べておくことをおすすめします。
◆吉原首代売女御免帳◆
舞台を現代から江戸時代に変えただけで物語がここまで面白くなることに感心。
よく新人賞で(内容が面白くなくても)時代ものっぽいのが受賞することが多々あるけれど、
そのほうがいい味出るからなのかもなー。
◆冬の鬼◆
日記を逆さまに読むなんてややこしい手法で
よくもまあここまで魅せられる作品が出来たなと感心。
やっぱり道尾作品はいい。
◆ろくろ首◆
ミステリにしたいのかホラーにしたいのかわからず。
あまり楽しめなかった。
◆身内に不幸がありまして◆
そこまでするかー?!ってオチが恐ろしくも興味深い作品。
これも以前一度読んだことがあるのですが何回読んでも面白い。
ゾクゾクっとくるミステリ。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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