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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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伝えられるはずもない。



琵琶湖畔の街・石走に住み続ける日出家と棗家には、代々受け継がれてきた「力」があった。
高校に入学した日出涼介、日出淡十郎、棗広海が偶然同じクラスになった時、
力で力を洗う戦いの幕が上がった!

***

文章もうまいしキャラも(美形いないのに)魅力的だし物語の構成もしっかりしているし。。。
ただいかんせん、長い。
それも起承転結の、起・承・承・承。。。みたいな感じで物語が進んでいくものだから
耐え切れず何度もあくびが出た。
これだけの長さ(550P)の物語にするには内容が地味すぎるんだよな。。。
作中には超能力を使えるキャラがたくさん出てくるけどラノベや漫画みたいな派手さはないし。
(もちろん、あまり派手にするとリアリティがなくなるからという配慮の元に書かれてるんだろうけど)
文体も、全体的にのんびりしているので読んでいてテンションが上がりにくいし。
ラストも一瞬感動しかけたけどよくよく考えるとありがちな終わり方だし。

プリンセス・トヨトミ〟のほうが個人的には面白かった。

「しゅららぼん」という素っ頓狂な(笑)単語を生み出した著者のセンスには拍手を送りたいけども。

まあおすすめです。



余談ですが、自分としては
しゅらららららららららっ、
という音はサイダーなんかの炭酸飲料が弾ける音、
ぼぼぼぼぼぼんんんんん
は花火の音を連想した。
本作を読んだほかのひとはどんな風に感じるのか、聞いてみたくもあります^-^
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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