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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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それがこいつの正体だ。

 

公園のゴミ箱から発見された女性の右腕、それは史上最悪の犯罪者によって仕組まれた
連続女性殺人事件のプロローグだった。
比類なき知能犯に挑む、第一発見者の少年と、孫娘を殺された老人。
そして被害者宅やテレビの生放送に向け、不適な挑発を続ける犯人――。
が、やがて事態は急転直下、交通事故死した男の自宅から、「殺人の記録」が発見され、
事件は解決するかに見えたが、そこに、一連の凶行の真相を大胆に予想する人物が現れる。
死んだ男の正体は?
少年と老人が辿り着いた意外な結末とは?
宮部みゆきが“犯罪の世紀”に放つ、渾身の最長編現代ミステリ。

***

漫画家の津田雅美さんが自著のなかで
「この小説のタイトルが〝模倣犯〟であることを知ったときの驚きといったらなかった」
的なことを言っていたのでかなり楽しみに読み進めていたのですが。。。

え?
たったこれだけの理由でタイトルが模倣犯?

。。。上下二段組み1300Pを読んだ時間を返してほしい。

確かに面白いは面白かったけど、人間描写も深みがあってよかったけど、
これだけのボリュームで読む必要のあるものとは思えない。
正直津田雅美さんに騙された。
ラスト、犯人簡単にボロ出し過ぎだろ。
それ以外にも、頭がいいはずなのに穴だらけの行動するし。
徐々に犯人を犯人たらしめる証拠が出てきて、それを使って追いつめるのかと思いきや
犯人勝手に自爆して自分で全部喋っちゃうし。

何だったんだこの小説はいったい。
おすすめしません。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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