そしてそこから身を投げるの。
気流を翼がとらえて舞い上がる。
児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、多忙な仕事に追われながらも、
学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。
そんな慌ただしい日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭の日に起きた、
校舎屋上からの転落事件が影を落とす。
警察の見解通り、これは単なる「不慮の事故」なのか?
だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した、
学園の子どもたちに関わる四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。
鮎川哲也賞作家が描く、季節を彩る五つの謎。『七つの海を照らす星』に続く、清新な本格ミステリ。
***
ほのぼのした日常系ミステリかと思いきや、
一つひとつの物語が繋がって、やがて壮大かつ感動のサプライズへ。
シリーズ第一作である前作がのほほんとしていたので見事騙されました。
この著者は本当に短編と短編を繋げて
まるで違う様相を呈した長編へと持っていくのがうまいなあ。
見習いたいものです。
まあちょっと謎解きがくどかったり言葉遊びが過ぎたりという感はあったけど。
おすすめです。
気流を翼がとらえて舞い上がる。
児童養護施設・七海学園に勤めて三年目の保育士・北沢春菜は、多忙な仕事に追われながらも、
学園の日常に起きる不可思議な事件の解明に励んでいる。
そんな慌ただしい日々に、学園の少年少女が通う高校の文化祭の日に起きた、
校舎屋上からの転落事件が影を落とす。
警察の見解通り、これは単なる「不慮の事故」なのか?
だが、この件に先立つ春から晩秋にかけて春菜が奔走した、
学園の子どもたちに関わる四つの事件に、意外な真相に繋がる重要な手掛かりが隠されていた。
鮎川哲也賞作家が描く、季節を彩る五つの謎。『七つの海を照らす星』に続く、清新な本格ミステリ。
***
ほのぼのした日常系ミステリかと思いきや、
一つひとつの物語が繋がって、やがて壮大かつ感動のサプライズへ。
シリーズ第一作である前作がのほほんとしていたので見事騙されました。
この著者は本当に短編と短編を繋げて
まるで違う様相を呈した長編へと持っていくのがうまいなあ。
見習いたいものです。
まあちょっと謎解きがくどかったり言葉遊びが過ぎたりという感はあったけど。
おすすめです。
PR
この記事へのコメント
プロフィール
HN:
kovo
性別:
女性
自己紹介:
80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
アーカイブ
フリーエリア
最新コメント
[11/21 LaraGonzalez]
[02/24 kovo]
[02/24 稀乃]
[01/10 kovo]
[01/10 ゆうこ]
最新トラックバック
最新記事
(02/13)
(01/15)
(01/07)
(12/26)
(12/17)
ブログ内検索
最古記事
(09/14)
(09/14)
(09/15)
(09/25)
(09/29)