そして、僕はここにいる。
僕、宮野隆也が通うさいたま工科大学附属高校の選抜クラスに、
転入生としてやってきたのは二足歩行のロボットだった。
これは病気のため学校に来られない一ノ瀬梨香という少女を、
遠隔操作で動くロボットを通じて登校させる実験だという。
僕たちは戸惑いつつも“彼女”の存在を受け入れ、
実験は順調なすべりだしを見せたが、小さな疑念がクラスに不協和音をもたらし、
悲劇は起こった。
近未来を舞台にした、学園ミステリ。
***
前々から殺人の動機に独特の理由を持ってくる作家さんではあったけど、
今回はちょっと納得いきかねるものがあった。
それぐらいのことで人殺しせんでも。。。と。
これだけセキュリティが完備された近未来の学園で
連続殺人が看過されるっていうことにもかなりの違和感を感じたし。
著者の石持氏は設定がいいし文章力もあるだけに
細かな瑕疵や倫理観がおかしい部分が非常にもったいないといつも思う。
ちなみに今回も当然のごとく出てきた
「○○はひゅっと息を飲んだ」。
最初は「いつまで同じ表現使うのさ」といらついていましたが
最近はこれぞ石持節と楽しみですらある。
私も変わったもんだ。
電車の中とかでさらっと読むにはまあまあ楽しめる一作。
ていうか本作のこのタイトルって
何か森博嗣氏のスカイ・クロラシリーズっぽいよな。どうでもいいけど。
僕、宮野隆也が通うさいたま工科大学附属高校の選抜クラスに、
転入生としてやってきたのは二足歩行のロボットだった。
これは病気のため学校に来られない一ノ瀬梨香という少女を、
遠隔操作で動くロボットを通じて登校させる実験だという。
僕たちは戸惑いつつも“彼女”の存在を受け入れ、
実験は順調なすべりだしを見せたが、小さな疑念がクラスに不協和音をもたらし、
悲劇は起こった。
近未来を舞台にした、学園ミステリ。
***
前々から殺人の動機に独特の理由を持ってくる作家さんではあったけど、
今回はちょっと納得いきかねるものがあった。
それぐらいのことで人殺しせんでも。。。と。
これだけセキュリティが完備された近未来の学園で
連続殺人が看過されるっていうことにもかなりの違和感を感じたし。
著者の石持氏は設定がいいし文章力もあるだけに
細かな瑕疵や倫理観がおかしい部分が非常にもったいないといつも思う。
ちなみに今回も当然のごとく出てきた
「○○はひゅっと息を飲んだ」。
最初は「いつまで同じ表現使うのさ」といらついていましたが
最近はこれぞ石持節と楽しみですらある。
私も変わったもんだ。
電車の中とかでさらっと読むにはまあまあ楽しめる一作。
ていうか本作のこのタイトルって
何か森博嗣氏のスカイ・クロラシリーズっぽいよな。どうでもいいけど。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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