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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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それでもあたしは、まだ信じたい。



2007年10月、渋谷センター街で起きた無差別連続殺人事件。
かけがえのない人々の命が奪われたが、犯人は最後、警察によって射殺された。
3年後の2010年、やはり渋谷センター街。琉球空手の使い手、女子高生の宇佐美希莉子は、
3年前の事件で姉を亡くした海東皓介、そして元警察官の水野霧子と出会う。
やがて希莉子はいつの間にか3年前の事件に端を発する大きな戦いに巻き込まれてゆく――。
街は再び戦場になってしまうのか。

***

起承転結がないな、というのが、読み終えて最初の感想。
淡々と物語が進むだけで、さして盛り上がりのないまま最後までたどり着いてしまう。
(私がメフィスト系とかの起承転結の起伏が激しい物語ばかり読んでいるから
そう感じるだけかも知れないけど)
登場人物たちが魅力的なだけに惜しいな、と思ってしまった。
主人公が琉球空手の使い手なのにそれを駆使して戦う描写も少ないし、
(空手の基礎ばかりをやっているという設定なのだけど、
もっと大技キメてみせたりとかしてほしかった)
主人公・希莉子と同じ名を持つ霧子の出番もあんまりないし。。。
せっかく設定がいいのに、見せ場で魅せずに損している感じ。

可もなく不可もなく、というのが正直な感想。
唯一、主人公の友人のゆう香が非常にキャラが立っていてよかった。好き。

次回作に期待します。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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