闇に満たされていく。
東京創元社から依頼された長編のため、三津田信三は核シェルターの取材に赴く。
奇矯な富豪が自邸の庭に造り上げた生垣迷路、その下にシェルターの入口は用意されていた。
迷路を抜け、他のシェルター見学者たちと入口の前に立った途端、空に巨大な閃光が。
慌てて中に逃げ込んだ見学者たち。外の様子はまったく分からない。
果たしてあの巨大な光は核爆発だったのか。
滅亡の予感に怯える彼らを更に連続密室殺人が襲う。
何の動機も発生するはずのない初対面の人間同士のなかで、いったいなぜ殺人は続くのか――。
極限状況下での圧倒的な恐怖と謎解きを描いた、鬼才による終末のミステリ。
***
。。。そりゃないだろ、というのが読後の率直な感想。
そもそも出だしから「なんかこれ小説っていうより三津田信三氏のエッセイだよな。。。」と
嫌な予感はしていたのですが(文章も〝~の如き~もの〟シリーズに比べてあまりに
やっつけっぽいし)、設定に興味を惹かれそのまま読破。
結果→後悔。
伏線があまりにアンフェア過ぎてオチには呆然、というよりあ然。
あの伏線でこのオチが読める人がいたら正直お目にかかりたい。
ある意味夢オチよりひどい。〝実は主人公はパラノイアでした〟って。。。読者をなめてるとしか
思えない。
三津田氏の趣味志向とこれまでに出した本の宣伝小説でした。
というかこの小説の存在そのものが終末だろ。
東京創元社の人はこの原稿を渡されたとき「あ、うちの出版社なめられてる。。。」とは
思わなかったんだろうか。是非訊きたい。
言うまでもないですがおすすめしません。
悪い意味で興味を惹かれた方はどうぞ。
東京創元社から依頼された長編のため、三津田信三は核シェルターの取材に赴く。
奇矯な富豪が自邸の庭に造り上げた生垣迷路、その下にシェルターの入口は用意されていた。
迷路を抜け、他のシェルター見学者たちと入口の前に立った途端、空に巨大な閃光が。
慌てて中に逃げ込んだ見学者たち。外の様子はまったく分からない。
果たしてあの巨大な光は核爆発だったのか。
滅亡の予感に怯える彼らを更に連続密室殺人が襲う。
何の動機も発生するはずのない初対面の人間同士のなかで、いったいなぜ殺人は続くのか――。
極限状況下での圧倒的な恐怖と謎解きを描いた、鬼才による終末のミステリ。
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。。。そりゃないだろ、というのが読後の率直な感想。
そもそも出だしから「なんかこれ小説っていうより三津田信三氏のエッセイだよな。。。」と
嫌な予感はしていたのですが(文章も〝~の如き~もの〟シリーズに比べてあまりに
やっつけっぽいし)、設定に興味を惹かれそのまま読破。
結果→後悔。
伏線があまりにアンフェア過ぎてオチには呆然、というよりあ然。
あの伏線でこのオチが読める人がいたら正直お目にかかりたい。
ある意味夢オチよりひどい。〝実は主人公はパラノイアでした〟って。。。読者をなめてるとしか
思えない。
三津田氏の趣味志向とこれまでに出した本の宣伝小説でした。
というかこの小説の存在そのものが終末だろ。
東京創元社の人はこの原稿を渡されたとき「あ、うちの出版社なめられてる。。。」とは
思わなかったんだろうか。是非訊きたい。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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