「私たち、どこへ行くのでしょうね」
メフィスト賞受賞シリーズ最新刊!
探偵助手の望は、名探偵・御堂八雲から、怪盗・無貌に関する情報交換の会に招かれる。
そこに集った人々によって語られた事件には、望の人生を揺さぶる秘密が!?
***
奇譚会に招かれた主人公と得体の知れない列車の乗客たちが
ひとりずつ自分の経験した物語を語っていく(もしくは他人の物語を朗読する)、という、
言わば短編集の体裁をとった小説。
が、その短編がいやにつまらない。簡単に先が読めるし、起伏に乏しく先を読みたいという気に
させない。読破するまでに何度もページを繰る手が止まり大変だった。
ラストも、著者は読者を驚かせるつもりだったのかも知れないけど、
突飛に過ぎてこちらは置いてけぼり。
ヒトデナシたちの名前のセンスはいいけど、藤京(とうきょう)とか翠玉(すいたま→さいたま)とか
新台(しんだい→せんだい)とかのネーミングは寒くてどうかとも思うし。
シリーズ四作中で一番つまらなかった。
出てくるキャラや舞台設定は好きなので次回に期待。
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メフィスト賞受賞シリーズ最新刊!
探偵助手の望は、名探偵・御堂八雲から、怪盗・無貌に関する情報交換の会に招かれる。
そこに集った人々によって語られた事件には、望の人生を揺さぶる秘密が!?
***
奇譚会に招かれた主人公と得体の知れない列車の乗客たちが
ひとりずつ自分の経験した物語を語っていく(もしくは他人の物語を朗読する)、という、
言わば短編集の体裁をとった小説。
が、その短編がいやにつまらない。簡単に先が読めるし、起伏に乏しく先を読みたいという気に
させない。読破するまでに何度もページを繰る手が止まり大変だった。
ラストも、著者は読者を驚かせるつもりだったのかも知れないけど、
突飛に過ぎてこちらは置いてけぼり。
ヒトデナシたちの名前のセンスはいいけど、藤京(とうきょう)とか翠玉(すいたま→さいたま)とか
新台(しんだい→せんだい)とかのネーミングは寒くてどうかとも思うし。
シリーズ四作中で一番つまらなかった。
出てくるキャラや舞台設定は好きなので次回に期待。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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