「なあ、俺たちは答えを捜さなければならない」
幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山の解剖を担当し、
冠動脈から正体不明の肉腫を発見した。
遺体からはみ出した新聞に書かれた数字は「リング」という言葉を暗示していた。
***
〝リング〟続編。
前作と比べぐっとB級味(「いくらなんでもそりゃありえねーだろ(T▽T)ブハハ」)が増していますが、
その点と方向性がホラーから科学へとがらっと変わってしまったことに不満さえ抱かなければ
十分に楽しめる内容になっています。
ただ、文系作家さんの書く科学小説っていうのはどこか資料丸写し感があって、
本作も前作に引き続きその印象が拭えないところはありましたが(なので私は大抵読後
著者が文系大学卒か理系大学卒か当てることができる)。
それでいくとやっぱり瀬名秀明氏はすごいよなー(ただ彼の場合は、あまりに
サイエンス色が強すぎてもはや〝小説〟じゃないという嫌いはあるのですが。。。)。
まあ前作のサブ主人公・高山のこととか、何かと腑に落ちない点はありますが、
そこには敢えて眼をつぶってただ純粋に楽しんで読むことをお勧めします。
理系の人は知識があるぶん突っ込みどころが多すぎてそうはいかないだろうけど^^;
その意味では文系の人向けなのかな。
余談ですが本作が気に入った人にはこの小説
もおすすめです。
一部パクリかと思えるほど内容がかぶっているので(これもある意味ネタバレか???)。
幼い息子を海で亡くした監察医の安藤は、謎の死を遂げた友人・高山の解剖を担当し、
冠動脈から正体不明の肉腫を発見した。
遺体からはみ出した新聞に書かれた数字は「リング」という言葉を暗示していた。
***
〝リング〟続編。
前作と比べぐっとB級味(「いくらなんでもそりゃありえねーだろ(T▽T)ブハハ」)が増していますが、
その点と方向性がホラーから科学へとがらっと変わってしまったことに不満さえ抱かなければ
十分に楽しめる内容になっています。
ただ、文系作家さんの書く科学小説っていうのはどこか資料丸写し感があって、
本作も前作に引き続きその印象が拭えないところはありましたが(なので私は大抵読後
著者が文系大学卒か理系大学卒か当てることができる)。
それでいくとやっぱり瀬名秀明氏はすごいよなー(ただ彼の場合は、あまりに
サイエンス色が強すぎてもはや〝小説〟じゃないという嫌いはあるのですが。。。)。
まあ前作のサブ主人公・高山のこととか、何かと腑に落ちない点はありますが、
そこには敢えて眼をつぶってただ純粋に楽しんで読むことをお勧めします。
理系の人は知識があるぶん突っ込みどころが多すぎてそうはいかないだろうけど^^;
その意味では文系の人向けなのかな。
余談ですが本作が気に入った人にはこの小説

一部パクリかと思えるほど内容がかぶっているので(これもある意味ネタバレか???)。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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