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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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人か魔か。



猪丸家に突然、謎の女が現れる。その名は、葦子。
狐狗狸さんのお告げを伝える彼女が後妻に来てから、何かがおかしい…。
そんなある日、屋敷の二階で密室殺人が起きた。惨事の元凶は狐狗狸さんなのか、はたまた…。
旧家をおそった凄惨な事件を、刀城言耶が解明する(「密室の如き籠るもの」)。
表題作ほか、全4編収録。シリーズ最新作。

★収録作品★

 首切の如き裂くもの 
 迷家の如き動くもの 
 隙魔の如き覗くもの 
 密室の如き篭るもの

***

決して嫌いじゃないんだけど、どうしてこの人の著作が
毎回ミステリランキング上位に入るのかどうにも不思議。
本作も、偉そうに言わせてもらえば及第点というところ。
〝首切の如き~〟は発想は面白いけどどんだけ運任せだよってオチだし、
〝隙魔の如き~〟はもっと細密で大胆なトリックを黒田研二氏が既にやってるし。
あとの二つに至ってはインパクトが薄いため既に記憶がおぼろげ。
作家である主人公の担当編集の偲はウザくて好きになれないし(あの性格で名前が〝偲〟って、
当然狙ってるんだろうなあ。。。)。
あとこの作者相変わらず漢字使いすぎ。もうちょっと開いてください。
読みづらい。物語に集中できない。

どうも三津田氏の著作はタイトル負けしてる感が否めないんだよなー。。。

次こそは〝幻惑の如き魅せるもの〟を書いてください、三津田先生。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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