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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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ON THE AIR――放送開始。



生放送のテレビドラマ本番中に、スタジオ内で次々と勃発する事故。
毒は本物にすり替えられ、脅迫電話は真実の声音となり、
脚本に秘められた真実は、慟哭と贖罪の扉を開く…。
新感覚ミステリー。

***

面白いっちゃ面白いけれど、ピースの足りないパズルのような、今ひとつ腑に落ちない
物語だった。あまりに突っ込みどころが多すぎ。
というわけで早速突っ込んでみようと思う。
★主人公が芸能人ならつばさちゃんは兄貴が弟に紹介してやればよかったじゃん。
★作中での主人公のモノローグが全部演技なんだとしたら、オンエア中その心の声が
テレビで流れ
てたわけ? ありえない。
★歌織が「爆発の中心にいた場合は遺体がきれいなことがままある」とか言ってんのに
後半ではその発言がなかったことになってる。矛盾。
★国家権力ナメすぎ。日本の警察や科捜研はもっと優秀です。
★(これはいちゃもんだけど)ラストがクサすぎ。

そのほかにも多々突っ込みポイントはあるのですが大きい点ではこんな感じ(伏字だらけに
なっちゃいましたが)。

本作を読むぐらいなら、鈴木光司氏の某作品に収録されている一遍のほうがよっぽど
おすすめ(若干ネタバレにつき、鈴木氏の作品を読んだことのない人は見ないでね)。

あんまりおすすめしません。決して駄作じゃないんだけど、どうにも煮え切らない内容なので。

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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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