忍者ブログ
読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
[1959]  [1958]  [1957]  [1956]  [1953]  [1952]  [1951]  [1950]  [1949]  [1948]  [1947
ああ、でも、もう間に合わない。



高校のベランダから転落した加奈の死を、父親の安藤は受け止められずにいた。
娘は、なぜ死んだのか。自分を責める日々を送っていた安藤の前に、
加奈のクラスメートだった少女が現れる。彼女の協力で娘の悩みを知ったとき、
待っていた現実とは――。
大切な人の命を奪われたとき、あなたはどんな償いを求めますか。
第3回野性時代フロンティア文学賞受賞作。

***

お久しぶりの更新。
最近眼が越え過ぎて新しい本を読み始めても展開が読めて
最後まで読了できずにいて、小説というものに幻滅すら感じていたのですが。。。

本作は久々のヒットだった。

どんどん読み進められる魅力的で読みやすい文章、
先が気になってページを繰る手を止められないリーダビリティある内容、
細かく書かれた登場人物の心理描写。
ちょっと先がわかってしまうところもあったけれど、それでも
本作の持つ魅力に取りつかれて一気に読みきってしまった。
終わり方も「ああ、あの台詞はここに至るための伏線だったのか」
と唸らされるし切ない。

芦沢さんの著作を読むのはこれで二作目ですが、
残る一作も早速図書館で予約しました。
本があまり好きでない母親に勧めたらガンガン読み進めていて
面白い面白いと喜んでいます。

かなりおすすめ。
小説の面白さを久々に思い出させてくれた本作に感謝します。
芦沢さん、ありがとう。
PR
この記事へのコメント
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※チェックを入れると管理者へのみの表示となります。)
プロフィール
HN:
kovo
性別:
女性
自己紹介:
80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
カレンダー
10 2018/11 12
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
アーカイブ
フリーエリア
最新コメント
[02/24 kovo]
[02/24 稀乃]
[01/10 kovo]
[01/10 ゆうこ]
[12/14 kovo]
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
Copyright © 【イタクカシカムイ -言霊- 】 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by ラッチェ Template by Kaie
忍者ブログ [PR]