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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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〝虚ろな闇〟が口を開ける。



1998年、夏休み――両親とともに海辺の別荘へやってきた見崎鳴、15歳。
そこで出会ったのは、かつて鳴と同じ夜見山北中学の三年三組で
不可思議な「現象」を経験した青年・賢木晃也の幽霊、だった。
謎めいた古い屋敷を舞台に――死の前後の記憶を失い、
消えたみずからの死体を探しつづけている幽霊と鳴の、
奇妙な秘密の冒険が始まるのだが…。

***

先が読めちゃうんだよなー。。。
というわけであまり面白くなかった。
文章もやたらに詩的で改行が多く、もっとカチカチの文体を期待してる身としては
微妙だったし。普段の綾辻節のほうがよかった。
(まあアナザーシリーズはそういう部分が元々あったけど。。。)
ホラーよりはミステリの範疇に入るけど、ミステリとしての出来は
正直あまりいいとは思えない。
アナザーがよかっただけに続編の本作は肩透かしでした。残念。

そしてあとがきで綾辻氏が〝エピソードS〟の〝S〟の意味について
語っていますが、もっと的確な意味づけがあるだろう、と思ってしまった。
ほら、たとえばあのひとの。。。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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