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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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復讐が始まる。



今度こそ、絶対に生まれ変わってみせる。痩せてみせるわ。
たとえ「私」を殺してでも…。
華やかなダイエットコンテストに渦巻く謎と、深まる狂気を描く本格心理サスペンス。

***

「デブミス」とでも呼んだらいいのでしょうか。
デブとダイエットをテーマにしたミステリ。

結論から言うと、つまらなかった。
というかくどい。
著者は驚きに次ぐ驚きを狙っているのかも知れないけど、
「〇〇が実は△△だったんですよー」というミスリードが多すぎて
麻痺してしまい逆に驚きも湧かない。
あと、「このひとが実はこのひとだった」という展開があまりに多く
読んでいて混乱しかけた。
展開も唐突な部分が多いし、登場人物たちの心理はコロコロ変わるし。
だいたい何で主人公のひとりである菅見がそこまで恋人を愛しているのか
そこが描写されていないから、「何この男ひとりで盛り上がってんの」としか
思えないしラストに感動もない。
唯一「さすが女性作家だな」と納得出来たのはオチぐらいだろうか。

痩せることがどんなに苦しいことかがこれでもかと描写されていて
デブの描写も詳細でそこだけはちょっとだけ評価したいけど。

それにしても監禁されてからの菅見、トイレはどうしてたの?
そんなことどこにも書かれてなかったから物語にリアリティが
欠けていた。
外国の男性作家ならそのへんこれでもかと書くぞ。

何だかこの小説を読んでいて、安野モヨコの「脂肪と言う名の服を着て」という
漫画を思い出した。
デブの話ならあっちのほうが読んでいて面白かったな。

男は女の見た目は関係なく心だけ見て愛してくれる。
それは基本幻想です。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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