忍者ブログ
読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
[2046]  [2045]  [2044]  [2043]  [2042]  [2041
ぼくは今も目覚めたまま、きみの夢を見ている。



美丘、きみは流れ星のように自分を削り輝き続けた…
平凡な大学生活を送っていた太一の前に突然現れた問題児。
大学の準ミスとつきあっていた太一は、強烈な個性と奔放な行動力をもつ美丘に
急速に魅かれていく。
だが障害を乗り越え結ばれたとき、太一は衝撃の事実を告げられる。
彼女は治療法も特効薬もない病に冒されていたのだ。
魂を燃やし尽くす気高い恋人たちを描いた涙のラブ・ストーリー。

***

ヒロインが不治の病で死ぬという話は最早お約束ですが、
本作はそれでも著者の表現力・リーダビリティが如何なく発揮されていて
お涙頂戴もののクサさも薄くすいすい読める。

ただ、似た設定の話ならよしもとばななさんの「TUGUMI」のほうが
ヒロインのインパクトや魅力は圧倒的に強かった。
それを受け止める恋人も。
主人公が美丘を好きになった理由はわかるのだけど、逆に美丘が何故
主人公に惹かれたのかがいまいちわからず、そこをもう少し書いてほしかったかな。

あと、後半で残された時間を惜しむようにセックスしまくる
主人公ふたりですが、そこにもうちょっと切実さのようなものがほしかった。
著者は「言わなくてもわかるだろ」と思ったのかも知れないけど、
「ヤリ過ぎだろ」と思ってしまったので。
加えて、美丘の病気が進行するたびに泣きながら抱き合う、っていう
ワンパターンな描写もどうかと。
まあこの話が現実でもほかにどうしようもないだろうけど。

本作の一番評価したい点は正直内容より表紙だったりする。
PR
この記事へのコメント
name
title
color
mail
URL
comment
pass   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

secret(※チェックを入れると管理者へのみの表示となります。)
プロフィール
HN:
kovo
性別:
女性
自己紹介:
80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
カレンダー
10 2018/11 12
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
アーカイブ
フリーエリア
最新コメント
[02/24 kovo]
[02/24 稀乃]
[01/10 kovo]
[01/10 ゆうこ]
[12/14 kovo]
最新トラックバック
バーコード
ブログ内検索
Copyright © 【イタクカシカムイ -言霊- 】 All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog  Material by ラッチェ Template by Kaie
忍者ブログ [PR]