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読書&執筆ホリックの書評&書き物ブログ。
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ノゾミヲイエ――



宿泊料1泊7000円、都内にあるリバーサイドホテル。何の変哲もないそのビジネスホテルには、
使用禁止の部屋―廊下一番奥の「705号室」が存在していた。
その部屋はなぜ使用禁止になっているのか?
その部屋でいったい何があったのか?
ホテルの従業員でも、知る者は誰もいない。
新しく支配人に就任した本城はホテルの売り上げを上げるため、
「705号室」を改装し十数年ぶりに予約を取ることを決めた。
やがて、大きな代償を払うことになることを知らずに。
「705号室」に関わったがために、宿泊者、デリヘル嬢、支配人、客室係、フロント係たちの人生が
災いに蝕まれていく…。

***

。。。本当にあの〝毒殺魔の教室〟を書いた人?
終始一貫つまらなすぎ。
文章下手すぎ。
とてもじゃないけどあの傑作を書いた人と同一人物だとは思えない。
大昔に書いた原稿を引っ張り出してきて出版したとか?

第一章なんて今どき昼の怪談ドラマでもしないようなベタなストーリーだし
なかなか読点(。←のこと)打ってくれないから読みにくいにもほどがあるし(打たないまま
ページをまたいだときはさすがに笑った)。
「~のだった」「とも思った」「も(この一文字がいらないところに頻繁に出てくるんだこれがまた)」
だらけでどんだけ文章表現の引き出しないのって感じだし。

序盤の、〝この怪奇現象、幽霊のせいと思わせておいて実は人間の仕業なんですよ、
それを登場人物たちが勝手に幽霊だと勘違いしてビビってるんですよ、
一番怖いのは疑心暗鬼に陥った人間の精神なんですよ〟
ってスタンスを最後まで貫けばまだよかったのに、最後本当に霊出てきちゃうし
それどころか妖怪まで出てくるし。
しかも妖怪は女の経血が好物とか言ってる癖に妊娠させてどうすんだよと。

。。。あーもうこれ以上突っ込む気にもならないほどつまらない小説だった。
この作家さんには期待してたのに。

「望みを言え」?
〝毒殺魔の教室〟レベルの物語を次こそは書いてください塔山先生。
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80年代産の道産子。本と書き物が生きる糧。ミステリ作家を目指し中。
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